【獣医師執筆】ヘルスケアを食べる姿勢から考えた食器「La La Dish」
※本記事は「La La Dish」の広告を含みます。
最近では無添加やグレインフリー、原材料がヒューマングレードなど様々なフードやおやつが豊富にあります。
愛犬の健康のことを考えて、フードやおやつなど食べるものに気を配っているという飼い主さんが多い一方で、食べるという行動自体に気を配ってらっしゃる方は少ないのではないでしょうか。
実は食べる際の姿勢や食べるスピードなども愛犬の健康に深く関係しています。
今回はヘルスケアと食器との意外な関係についてお話しします。
La La Dish
La La Dishは商品の内側が螺旋構造になっており、回転させることで愛犬の体格や成長、体調に合わせて高さを8段階調整することができます。
お皿に15度の角度がついているので、愛犬がより正しい姿勢で食事をする手助けをします。
また、お皿部分は2種類あり、チワワのようなお鼻の短い犬種には浅いお皿を、ミニチュアダックスフンドのようなお鼻の長い犬種には深いお皿を、というように愛犬のマズルの長さによってお皿を選択することができます。
さらにお皿の底に4種類の凹凸があるスローフィーダーにより早食いを防止する工夫もされています。
モノづくりのプロが設計したインテリアにも合う、ペットの身体への負担を減らし健康を保つヘルスケア食器。
Makuakeでの応援購入はこちら：https://www.makuake.com/project/laladish/
公式オンラインショップはこちら（2022年10月開設）：https://laugh-maker.com/lld/online/
姿勢とヘルスケアの意外な関係
「うちは愛犬の食べるものに気を遣っている！」という飼い主さん、食べるときの姿勢まで気にしてあげていますか？
食事をするときの姿勢は食欲はもちろんのこと、病気やトラブルを防ぐためにとても大切だと言われています。
食器の高さが愛犬の体格に合っていないと食べづらい姿勢で食事をしなければなりません。
食べづらいということはそれだけで大きな問題で、食欲が落ちてしまったり、食べなくなってしまう子さえいます。
また、食器が低い位置にあると自然と前のめりの姿勢で下を向いて食事をすることになり、胃腸に負担をかけてしまいます。
シニア犬やパピーで吐き戻しが多い原因のひとつがここにあり、消化運動に必要な筋力が弱いため無理な姿勢での食事が胃からの逆流を起こすので特に気をつけてあげましょう。
もうひとつ注意しなければならないのは首や足腰への負担です。
前足を踏ん張るような姿勢で食事をすることで、前足だけでなく首や腰にまで負担がかかり、関節炎や椎間板ヘルニアを引き起こすきっかけになることもあります。
あまり気にされていない食事の姿勢ですが、こんなにも密接にヘルスケアと関わっているのですね。
侮るなかれ、早食いのリスク
食事が大好きすぎて、すぐに食べ終わってしまうということはないでしょうか。
食べ始めると途中休むことなく、ほとんど丸飲みで一気に食べ終わってしまう、“早食い”は様々なリスクがあります。
誤嚥性肺炎
早食いすることによって食べたものが気管に入ってしまう、誤嚥を引き起こすことがあります。
食べたものや口腔内細菌が気道を通り肺に入ると誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高まり、特にシニア犬や体の抵抗力が弱まっている場合は注意が必要です。
肥満
早食いをすると満腹中枢があまり刺激されず、どんどん食べてしまうのでついつい食べすぎて肥満を招くことがあります。
肥満は万病のもとと言われるように内臓疾患だけでなく骨関節疾患を引き起こすリスクも高まります。
胃拡張・捻転
早食いは食べた物と一緒に空気をたくさん飲み込みやすくなるので、胃が大きく膨らむことがあります。
胃が拡張した状態からさらにねじれてしまうと短時間で危険な状態に陥り、緊急手術が必要になることもあります。
大型犬や胸の深い犬種、シニア犬は特に注意が必要です。
早食い防止のひと工夫
早食いを防止するためには食器を食べにくくする工夫が効果的です。
犬は手を使って食事をすることができないので食器の底部に凹凸があるだけでも食べづらくなり、少しずつ時間をかけて食べてくれるようになります。
一方で学習能力が高いわんちゃんでは凹凸のパターンを理解し、食べ慣れてくる場合があります。
その点、お皿の向きを変えることで、4種類の凹凸部分の難易度や食べるルートを変更させることにより慣れづらいようにして早食い防止を持続させる設計がされていることもポイントですね。
La La Dishのススメ
毎日の食事からもっとヘルスケアを考えるために、“食べる姿勢”の大切さを知っていただけたでしょうか？
今まで全く気にしてことがなかったという飼い主さんは、変えてみると吐き戻しが減るなど愛犬の体調に気付く変化があるかもしれません。
ペットも大切な家族。
だからこそ毎日使う食器には「からだ」「地球」に優しくありたいとの思いからLa La Dishは作られました。
健康を保つために大切な食事、食材だけではなくこれからは食器にもこだわってあげてもいいかもしれませんね。