【獣医師執筆】歯科医師が考えた歯磨きサプリ「わんにゃんぬ~る」
ペットの飼い主の皆さん、わんちゃん・ねこちゃんのお口の臭いは気になりませんか?
歯みがきをしたくても嫌がって暴れてしまったり、歯ブラシを見ただけで隠れてしまい近寄らなくなった。なんて話は珍しいことではありません。
「もっと楽に歯のお手入れをしたいけど、何か良い商品はないのか?」と思っている方へ、歯科医師 が考案した「わんにゃんぬ~る」をご紹介します。
わんにゃんぬ~る販売HP:https://realhormesis.theshop.jp/items/59722272
お口の悩みを抱えている飼主さんは意外に多い
わんちゃんの飼主さんにペットのお口のケアに関するアンケートを実施したデータがあります。
愛犬の歯みがきに苦労しているとの回答が65.9%と、半数以上の飼主さまが何らかの悩みを抱えているという結果になりました。
具体的には、
・歯みがきを嫌がる
・歯ブラシで遊んでしまう
・口を開けてくれない
・定期的に行うのが面倒
など、うなずける内容でした。紹介したのはわんちゃんの飼主さんへのアンケート結果ですが、ねこちゃんの場合歯みがきの難易度はさらに上がります。
しかし、口臭の問題などがあり、何とか歯みがきをしたいと考えている飼主さんが多くいらっしゃることも確かです。では、歯みがきなどのお口のお手入れをしないと、どのようなトラブルが起こるのでしょうか?具体的に見ていきましょう。
ペットと人、口の中の最大の違いは?
3歳以上のわんちゃんの80%以上が、歯周病などの何らかの口腔内トラブルを抱えているといわれています。
口腔内トラブルの90%以上が歯石が原因になっています。じつは、ペットの口腔内環境は人よりも歯石ができやすいのです。
人の唾液のpHは中性~弱酸性ですが、 ペットの唾液はアルカリ性です。唾液のpHの違いは歯石ができるスピードにも関係していて、歯垢が歯石になるまでの日数は人で25日間、わんちゃんではなんと3日間です。
歯垢を放置するとたったの3日程度で歯石になってしまいます。歯垢をできるだけ毎日取り除き、増え続ける細菌を減らすことは、お口の環境を良好にするためには欠かせないことと言えるでしょう。
ペットのお口のトラブルは全身に影響が及ぶことも
ペットのお口のトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか?
実は、お口のトラブルだけでなく全身に影響が及んでしまうことがありますので、お口のケアは大切です。
歯石の付着
歯石の付着でお悩みの方は多いと思います。歯石のもとになる歯垢は細菌のかたまりです。歯垢に唾液中のミネラル分が結びつくと石灰化して歯石になります。歯石が少しでも付着すると、さらに歯石がつきやすくなり歯周病へと進行します。
歯周病
頑固に付着してしまった歯石が歯肉を圧迫すると歯肉に細菌感染が起こり歯肉炎をおこします。さらに炎症が進行すると、歯を支える歯槽骨にまで影響が及び歯周炎をおこします。
歯肉炎と歯周炎を合わせたものを歯周病といいます。
顎への影響
歯周病が進行するとやがて歯の根(根尖:こんせん)の部分に炎症が及び、膿がたまった状態になります。この炎症は瘻管(ろうかん)と呼ばれるトンネルを作りながら、顎の骨にダメージを与えてしまいます。少しの衝撃であごの骨が折れてしまうこともあります。
眼の下や鼻の中から膿が出る
瘻管が顔の皮膚や鼻の中に繋がると、眼の下から膿が出たり、鼻の穴から膿が混じった鼻汁が常に出るようになります。
内臓への影響
歯周病などの歯の病気から、全身に影響が起こる場合があります。
根尖は毛細血管とつながっているので、歯周病の原因になっている細菌が毛細血管に入り全身に流れていく可能性があります。その結果、心臓や肝臓、腎臓、骨髄などの体の各部位に感染性の疾患を引き起こす場合があり、命にかかわる状況になってしまう可能性があります。
このように、歯の問題は口腔内にとどまらず全身に影響を及ぼす可能性が高いのです。しっかりとお口のお手入れをしていきたいものです。
口腔内トラブルの根本的な原因の90%以上は歯石の付着です。歯石の付着を防ぐためには、次のことがポイントになります。
・細菌のかたまりである歯垢を取り除くこと
・口腔内の歯周病菌の数を減らし有用な菌を増やすこと
分かってはいても、ペットが嫌がったり、時間がなかなか取れないなどで歯みがきを継続できないという悩みは多くの飼主さんが抱えています。そこで、楽にお手入れができる、歯科医師開発の「わんにゃんぬ~る」をご紹介します。
楽で効果的な「わんにゃんぬ~る」
最近、「乳酸菌」というワードをよく耳にします。人でもよい乳酸菌で腸活や免疫力アップなどが話題になっています。
実はペットでも乳酸菌ブームが起きています。
今回ご紹介する「わんにゃんぬ~る」は歯科医師目線でお口の健康を考えた商品です。歯をみがき、歯垢を擦って取り除いて歯石を予防するという従来の口腔内ケアのコンセプトに+アルファできる商品です。
乳酸菌で口の中の悪影響を与えやすい細菌を善玉菌メインの良い口腔内環境に変えていくことで、口臭軽減や歯周病の原因菌を減らしていくことができます。
単独でも効果を実感できますが、歯みがきと併用することで、さらに効果が上がります。
成分は?
長寿で有名なコーカサス地方の人々の健康の源であるケフィア。これをベースにした乳酸菌、酵母、酢酸が使用されています。このような有用菌が一包0.7gの中に7000億個も含まれています。
見た目やニオイは?
白い顆粒で、ニオイはほぼ感じません。サラサラしていて、べたつきもありません。水にも比較的溶けやすく、顆粒が残る感じもほぼありません。
少し酸っぱさがありますが、すぐに酸味はなくなり軽いヨーグルトのような風味がわずかに残ります。わんちゃんやねこちゃんは、あまり気にしない程度です。
与え方
歯みがきの後に直接、歯と歯茎の間に塗布するのが効果的な使い方です。水を少し含ませたガーゼにわんにゃんぬ~るを付着させると歯茎に塗りこみやすいです。
直接の塗布が難しい場合は、舐めさせて与えるか、いつものフードにふりかけてあげてください。
与える量
商品は1袋に0.7g×30包の個包装になっていて、小型犬や猫の場合は1袋で1か月間使用できます。個包装なので、湿気や品質劣化にも配慮があり非常に使いやすいです。
~ 体重と投与量の目安 ~
体重1~7kg ➔ 朝晩 半包ずつ
体重7kg以上 ➔ 朝晩 1包ずつ
1包0.7gはティースプーンすり切り1杯程度ですので、量的にも無理なく与えることができます。初めて投与するとき、お腹が弱い子は様子を見ながら量を調節してください。
そのほかにも次のような口腔内環境の改善だけにとどまらない、特徴があります。
・継続することでお腹の調子も改善し、便の臭いが軽減する
・抗菌作用がほかの乳酸菌に比べると強く、5日間でお口の中の歯周病菌が減少する
(定期購入すると1回目と6回目に歯周病菌検査キットが届き、使用前・使用後が確認できます。)
まとめ
今回は、歯科医師監修のお口の乳酸菌サプリメント「わんにゃんぬ~る」をご紹介しました。最近、乳酸菌の製品がたくさん市場に出回っていますが、乳酸菌は免疫調節や善玉菌と悪玉菌のバランスをとり、体内環境をより良くする働きをしてくれます。
わんちゃんやねこちゃんのお口の環境は口の問題だけでなく、全身に影響を及ぼし、命にかかわることもあります。歯みがきの後の+アルファ、歯みがきが苦手な子のお口のケアにぜひオススメします。
わんにゃんぬ~る販売HP:https://realhormesis.theshop.jp/items/59722272